E57(レーザースキャン)を取り込む
レーザースキャナが出力する E57 には、各スキャン地点の球面画像(キューブマップ)と 点群が含まれます。varyon の 「E57 ローカルインポート」(ブラウザ内で完結する変換)で、 ここから空間パノラマと点群を取り出せます。E57 はそのままアップロードするのではなく、 この変換にかけて取り込みます。
取り込みの流れ
Section titled “取り込みの流れ”E57 ローカルインポートは 5 ステップです。
-
ファイルを選ぶ — E57 ファイルを選択します。
-
内容を確認する — E57 に含まれるスキャン数・画像数・点群の有無などが表示されます。
-
出力と設定を決める — 何を出力するか(パノラマ/点群)と、各種設定を調整します(下記)。
-
実行する — 変換とアップロードが行われます(大きなファイルは時間がかかります)。
-
完了 — ワークスペースにアセットが作られます。
出力を選ぶ(パノラマ/点群)
Section titled “出力を選ぶ(パノラマ/点群)”「設定」ステップでは、まず何を取り出すかを選びます。E57 の内容に応じて、次の どちらか、または両方を有効にできます(最低 1 つは必要です)。
- 空間パノラマ — 各地点の球面画像から 360° パノラマ群を作ります。
- 点群 — スキャンの点群を取り出します(3D Tiles または PLY)。
パノラマの設定
Section titled “パノラマの設定”パノラマを出力するときに調整できる主な項目です。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 解像度 | 出力する 360° 画像の解像度(8k / 4k / 2k / 1k / 元のまま)。既定は 4k。高いほど精細ですが容量が増えます。 |
| 形式 | JPEG(軽い)/ PNG(劣化なし・大きい)。 |
| 向きの規約(カメラ慣習) | 通常は自動。パノラマが上下逆さま・傾くときに切り替えます(E57 / OpenGL などのプリセット、細かく合わせる手動調整)。 |
| 正面の向き(Yaw) | パノラマの「正面」をどの方位にするか。プレビューで見ながら回して合わせます。 |
| 撮影地点の取捨選択 | 各地点のサムネイルを ON/OFF して、使う地点だけに絞れます(「すべて有効/無効」もあります)。 |
点群を出力するときに調整できる主な項目です。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 出力形式 | 3D Tiles(段階読み込み・大容量向け)/ PLY(単一ファイル)。 |
| 品質レベル(3D Tiles) | 1〜5。高いほど密で高精細になり、容量と処理時間が増えます(既定は中間)。予測サイズ・処理時間の目安が表示されます。 |
実行してスペースに登録する
Section titled “実行してスペースに登録する”「実行」すると変換が始まり、完了するとワークスペースに空間パノラマや点群の アセットが作られます。スペースに表示するには、空間データ(環境)に登録します。
- パノラマ → 空間パノラマのデータを用意するの登録手順へ
- 点群 → 点群を取り込むへ
うまくいかないとき
Section titled “うまくいかないとき”- パノラマが上下逆さま・傾く — 「設定」で向きの規約(カメラ慣習)を切り替え、 Yaw で正面を合わせます。プレビューで確認してから実行します。
- 点群が出てこない — E57 に点群が含まれていない、または属性が不足している場合があります。 「内容を確認する」ステップで点群の有無を確認してください。
- 重い・失敗する — 大容量データが原因のことがあります。 アップロード・変換の失敗を参照してください。
- 空間パノラマのデータを用意する — E57 パノラマの登録とツアー化
- 点群を取り込む — 点群の表示・計測
- 対応フォーマット — 形式と座標系(軸)